活動報告

2019年1月7日

南多摩ブロック活動報告南多摩ブロック　八王子市総合防災訓練の報告

八王子市総合防災訓練が10月28日に行われました。

八王子市をはじめ、65もの機関及び団体の参加と多くの市民が、八王子市立松が谷中学校に集結し『多摩地域を震源とする、マグニチュード7.3の大地震が発生！』との想定のもと、さまざまな訓練が実施されました。

私達、歯科衛生士会は、八王子市医師会トリアージ訓練に参加させて頂きました。

先づ判定のブースに救護された患者を、医師が重症度に基づき、治療の優先度を決定し、黒・赤・黄・緑に選別し、各色テントへ搬送。その後、看護師をはじめ、私達歯科衛生士も、トリアージタグの記載のアシスタントを行いました。各テント毎にトリアージ傷病者リストも記載され、特に重症対象の赤テントでは、気道確保や酸素吸入、点滴処置等も平行して訓練が行われ、参加看護師達の手際の良さに圧倒されました。

この様な緊急時、私達歯科衛生士に何が出来るのか改めて考えさせられた貴重な訓練体験でした。

また、今後の防災訓練において、歯科医師&歯科衛生士として、どの様な協力体制を整えるべきか等、参加歯科医師と意見交換を行うことも出来、有意義な時間を持つことが出来ました。

いつ、どこで、どの様な災害に巻き込まれるか、全く予想も出来ませんが、家族間の緊急時連絡方法の確認や、非常用持ち出しグッズ等を準備するなど、日頃から備える事が第1であると改めて強く実感致しました。

今後は発災後、避難所での肺炎予防（誤嚥性肺炎）の口腔ケアを周知させ啓蒙活動していくブースを設定する予定です。