活動報告

2021年3月15日

西北ブロック活動報告西北ブロック 第2回西北・南ブロック合同勉強会報告

2020年度第2回西北・南ブロック合同勉強会を終えて

東京都歯科衛生士会 西北ブロック長 下田哲子

 2021年2月14日(日)10:00~12:00 オンラインにて、西北ブロック・南ブロック合同勉強会を開催しました。「Advanced Minimal Intervention デンティストリー ~歯科衛生士が活躍する時代の幕開け~」講師は、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 う蝕制御学分野 助教 保坂啓一先生です。保坂先生に学ぶブロック勉強会は4回目です。
 講演のはじめは、基礎知識から。日本製の歯科用接着材は、世界トップクラスで信頼性が高いこと。フロアブルレジンは、ペーストレジンと比較しても遜色なく、フィラーの表面処理が飛躍的に良くなったことなど教えていただきました。
 そして、本日のメインテーマ「ニューノーマル時代を形作るメガトレンド」として、3つ挙げていただきました。
1.超高齢化:労働人口の減少
2.テクノロジー革命:労働人口の49%が人工知能やロボットに代替可能
3.グローバル化:例えば、スタイルイタリアーノは、16万人のメンバーを擁する歯科医師等が症例を投稿するフェイスブックグループです。一方、世界最大の国際的・学際的な歯学系学会IADRは、会員1万人です。圧倒的にメンバー数の多いスタイルイタリアーノは、手軽に速く情報を収集できると考えられます。情報通信技術の進展、市場の国際的な開放等により、人、物材、情報の国際的移動が活性化しています。
 後半はグループワークです。お題は3つ、
1.このような時代に歯科衛生士が活躍するためには?
2.歯科衛生士の活躍を阻むものは?
3.歯科衛生士が活躍するために必要なことは?
 保坂先生のご講演を通じ、このような勉強会に参加し、自分の考えを発言する一歩踏み出す勇気の大切さを学びました。保坂先生から勉強会の総括をいただいておりますので、アンケート結果と合わせてご覧いただけましたら幸いです。
 西北・南ブロック合同勉強会を終えて、南ブロック役員さまと合同で企画し、とても良いものができたと感じております。保坂啓一先生、企画を支えて下さいました皆様、ご参加くださいました皆様に心よりお礼申し上げます。次年度も有意義な勉強会を企画したいと思います。みなさまのご参加をお待ちしております。



保坂先生総括


出席者アンケート

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