会の概要

会長　藤山 美里

皆さま、こんにちは。2021年度6月の総会にて会長二期目を務めることとなりました、藤山美里です。

まだまだ微力非才の身ではございますが、新たな理事も加わり新体制となりました執行部が一丸となり、一歩一歩着実に歩みを進めて参りますので、何卒宜しくお願いいたします。

さて、歯科衛生士として働いている方の人数は、最新の厚生労働省のデータによると132,653名(2018年時点)。そして、東京都における就業歯科衛生士は13,720名です。その内、東京都歯科衛生士会員は1,217名(2021年6月末時点)。残念ながら組織率は1割程度となります。

入会は決して義務ではございません。よって、会員ではない歯科衛生士の方は多くいらっしゃいます。しかし、歯科衛生士という国家資格を有して働いていく中で、我々の職能が更に発展し、歯科衛生士として人々の健康に益々貢献できればという思いは、誰の心の中にも少なからずあるのではないでしょうか。また、それぞれが個人や職場のチームとして、日々現場でご活躍されていることでしょう。そういった方々も、是非【個人】としてだけではなく、【組織】としての歯科衛生士の在り方を考えて頂ければと思います。強い組織力は歯科衛生士の地位向上に繋がります。組織で動くことにより「骨太の方針2021」（経済財政運営と改革の基本方針）に歯科に関わる文言、歯科衛生士について明記されるに至りました。毎年、発表される国の歯科医療政策は国の方向性を示すとても重要なものです。山積する課題の中、歯科衛生士に関する事項が載ったことは、とても誇らしく、嬉しさの極みです。

今後も、東京都歯科衛生士会として、都民の皆さまの健康を守るため、また歯科衛生士のより良い環境づくりの為に尽力して参ります。

会長　藤山 美里