活動報告

2025年11月11日

南多摩ブロック活動報告南多摩ブロック 第1回ブロック勉強会報告

【テーマ】 認知症サポーター養成講座
【日 時】 2025年10月26日(日)  午後2時~3時30分
【会 場】 東京たま未来メッセ 第3会議室
【講 師】 八王子市高齢者あんしん相談センター旭町
認知症地域支援推進員 鍵本 博子 氏
社会福祉士 九里 剛 氏
      
【参加人数】 17名(歯科衛生士15名、歯科医師2名)
【内 容】 
多職種連携・協働 第三弾として、地域包括支援センター(八王子市での愛称は「高齢者あんしん相談センター」)の認知症地域支援推進員と、社会福祉士のお二人にご登壇いただきました。
 認知症は若年期でもかかる人があり、軽度認知症(MCI)を含めると高齢者の4人に1人は認知症と言われ、とても身近な病気となっています。そのなかで、家族や友人、患者さん、そして自分自身が認知症になったら、どうしたらよいのか、なにができるのか、認知症の正しい知識(症状、行動、心理、予防など)や相談先、サービスや制度を分かりやすく解説していただき、認知症への恐れや偏見、差別をなくし、尊厳と希望をもって地域の中で安心して暮らしていける社会について考える勉強会になりました。
 特に印象的だったのは、認知症当事者の丹野さんからのメッセージでした。「できることを奪わない、待ってあげる、信じる、こういったことが、認知症の人たちにとって自信になります。」
認知症サポーターは「なにか」特別なことをする人ではないそうです。誰もがなりうる病気を他人事と考えずに自分事ととらえ、本人の意思や自尊心を尊重する接し方を心がけること、そんな当たり前の思いやりが認知症の方にとって大きなサポートになることを学べました。

【受講後アンケートの結果】 (一部抜粋)
Q受講して認知症のイメージはどのように変わりましたか?
★まず見守ること。一辺倒で嫌なこと否定せずに落ち着いて対応することが大切だと思いました。
★認知症の不鮮明な情報、理解が、整理され、深まった。
★認知症という病気のある方として接すること、何も出来なくなった人ではないということがわかった。
★当事者の意思を尊重する事が大切で、何でもやってあげる事がサポートではないということを再認識できた。
★やさしい接し方。
★これから、母に対する態度を見直すようにしたいです。
★対応の仕方。
★色々な原因や発症について。
★どのように接して良いのか迷ってしまっていましたがもっと積極的に関わっていこうと思いました。
★積極的に声かけをしようと思いました。
★声のかけ方がとても大切で、出来る事を積極的にやってもらう事も大事だと言う事がわかりました。

Q本日の講座の感想などがありましたら、ご自由にお書きください。
★貴重情報、理解に繋がる講座でした。
★参加できて良かったと思いました。
★近隣市の情報もいただけ、ありがとうございました。早速地元の情報も、調べてみたいです。
★この様なキッカケが無かったら、知り得なかったので良かったです。
★自身の家族との関わり方などとても参考になりました
★大変ためになりました。ありがとうございました
★とても勉強になりました。
★認知症だった母が亡くなり、後悔することもあり正しい知識を知る大切さを実感します
★認知症についてわからない事も多かったのですが、声のかけ方など知れてとても良かったです。
★知っているつもりでも実際に現場にいたら…?という気持ち。
★専門の周辺の専門の方に来ていただくと、どんな時でも面白いなぁと思いました。







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